上記の結果表は福島競馬場で開催された芝1800m、3歳オープンのハンデG3レース、ラジオNIKKEI賞の過去5年間のハイブリッド指数の結果をまとめたものです。このレースの過去5年間の三連複配当ですが、2014年は60倍台の中穴配当で落ち着きましたが残りの4年は全て万馬券となっており、2013年の11万馬券が象徴するように波乱の多い傾向のレースとなっております。例年印馬が9頭を超える混戦模様の難解なレースとなっております。今年も印馬の頭数には注意したいものです。

馬名
2014年にウイン勢が親子丼、昨年はアーバンキッドとOS馬が馬券に絡んでいますが、不発に終わるケースもあるため信頼度はイマイチの傾向です。今年出走するOS馬はウインガナドルとマイネルスフェーンの2頭。会社は違えど同じ岡田総帥率いるグループの所属馬であります。当然注意は必要であります。栗東所属馬の方ですが、2013年は2頭馬券に絡んでいますが、占有率は珍しく 美浦所属馬の方が高い傾向のレースとなっております。栗東からは陸路で遙かに遠くなる福島競馬場ですから、輸送疲れで栗東所属の人気馬が着外に敗れているのが波乱となっている原因なのではないでしょうか。トップハンデ馬の方も2015年にアンビシャスが馬券に絡んだのみで不振傾向です。今年のトップハンデ馬は栗東所属馬のサトノクロニクル。強そうな気もしますがとても軸馬には出来ない馬であります。

性別
例年1~3頭程度牝馬の出走はあるものの、馬券に絡んだのは昨年のダイワドレッサーのみと牝馬は不振な傾向です。ところが今年の3歳馬は皐月賞でも牝馬のファンディーナが1番人気になったように牝馬の方が実力的に強そうな年であります。重賞勝利馬のライジングリーズンもそうですが、500万下から挑戦するバルベーラも前走は牡馬混合戦で強い勝ち方のレースをしてきた馬です。何しろ魅力は51キロの軽斤量。長距離輸送は多少気になるものの抑えには必要ではないか、と思う次第です。

人気
過去5年間で1番人気馬は4回、2番人気馬が1回と1番人気馬の信頼度は高い傾向のレースとなっております。ちなみに1番人気を裏切った2013年のガイヤースヴェルトですが前走はNHKマイルカップを2番手で先行し5着と善戦した馬でしたが、このレースでは7番手と先行出来なかったことを考えるとG1レースでの激走の反動はかなりあったのではないか、と思われます。逆にこの年2着と馬券に絡んだカシノピカチュウですが、前走は同じNHKマイルカップに出走していた馬でしたが、9着とまったく奮わずの参戦でしたが追切指数は前走から17ポイントも上昇させた53のA評価。このレースがメイチだったと思われます。2012年の16番人気で馬券に絡んだオペラダンシングも乗込指数はA評価だった馬であります。過去の結果からは今年は全頭注意する必要がありそうですが、直前の追切指数及び乗込指数で取り捨ては判断したいところです。

指数
過去5年間で指数1位馬はたった2回、指数2位馬は何と0回と指数上位馬の信頼度は低いレースとなっております。ちなみに指数1位馬で着外に敗れた2012年のサンレイレーザーですが、1800mで実績無し、トップハンデ馬、浜中騎手から松山騎手へと鞍上弱化と不利が重なった馬でした。2013年のフラムドグロワールですが1800mでの実績◎、指数もベスト1指数を連続でマーク、追切指数もA評価 、鞍上も北村宏騎手から田辺騎手と鞍上強化されていたのにもかかわらず4着と敗れたのはやはりトップハンデが原因だったとしか考えられません。2015年のロジチャリスですが、こちらはトップハンデ馬では無かったものの、このレースでは不利となる大外8枠、福永騎手から大野騎手への鞍上弱化が原因だったのではないか、と思われます。例年指数1位、2位馬は不振な傾向のこのレースですが、馬券に絡んだ馬たちは基準ハイブリッド指数をクリアーした馬が毎年2頭は馬券に絡んでおります。レースレベル白抜き馬も近2年は不振ですがソロソロ来そうな雰囲気であります。軸馬は基準ハイブリッド指数をクリアーする馬を狙いたいところです。

脚質
過去5年間で推定前半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが4頭に対し、推定後半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが7頭と開幕週の芝コースにもかかわらず推定後半3ハロン上位馬の占有率が高い傾向となっております。特に推定後半3ハロン1、2位馬はどちらかが毎年馬券に絡んでおり、その全頭が基準ハイブリッド指数をクリアーする馬たちだったことがわかります。馬券に絡んだ推定前後半3ハロンが共に6位以下だった馬に目を向けますと、2015年のミュゼゴーストを除き2012年のオペラダンシング、2013年のカシノピカチュウ、2014年のウインマーレライに共通するのが追切指数か乗込指数のどちらかがA評価だったことであります。指数は低くても注意しなくてはいけません。

距離・コース
ローカルの福島競馬場ですからコース未経験馬が多数馬券に絡んでいるのは致し方無いところです。しかし距離適性はほとんどの馬が経験あり着外のみの×印馬は1頭も馬券に絡んでおりません。今年は×印の馬の出走はありませんのでこのファクターで軽視出来る馬は0ということになりました。


2012年を除く残る4年でG3以上の重賞で3着以上の実績馬が馬券に絡んでいます。今年出走予定馬で該当馬はサトノクロニクル、マイネルスフェーン、ライジングリーズンの3頭。JRAのデータ分析では過去5走以内のオープンレースで5着以上の成績があった馬が4年連続優勝しているようであります。該当馬は前述の3頭以外にニシノアップルパイが該当しました。果たしてこの中に優勝馬はいるのでしょうか。

前走
過去5年の優勝馬の前走ですが、レース名は違えどどの馬も東京コースのレースだったことが特徴的であります。前述の4頭で前走東京コースのレースだったのはマイネルスフェーン、ニシノアップルパイの2頭のみ。データからはこの2頭が推せそうな印象であります。

以上の各ファクターを踏まえて軸馬を考えると、G3以上の重賞で3着以上の実績馬で、距離適性が○以上の、基準ハイブリッド指数をクリアーする、推定後半3ハロン1、2位馬と云う結果となりました。マイネルスフェーン、ニシノアップルパイの2頭は必ず相手候補に考えたい今年のラジオNIKKEI賞であります。


スポンサーサイト


上記の結果表は中京競馬場で開催された芝1200m、3歳以上オープンのハンデG3レース、CBC賞の過去5年間のハイブリッド指数の結果をまとめたものです。今回から結果表も多少リニューアル。出馬表と同じく距離、コース、重馬場巧拙で表示する○印を着度数50%以上の馬は赤字で表記することにしました。詳しい説明は前回の宝塚記念の予想記事で書きましたので省略します。さらに夏場はハンデ戦が多くなることを想定し、今後はトップハンデだった馬を赤字で表記することにいたしました。このCBC賞の結果表を見てもらえばわかると思いますが、2012年のダッシャーゴーゴー、2013年のマジンプロスパー、2015年のサドンストームがトップハンデ馬であったことがわかります。そして枠順のファクターですが、土曜日の馬場傾向に注意することと毎回 同じことしか書いておりませんので、今回の記事からは省略したいと思います。さてこのレースの過去5年間の三連複配当ですが、2014年、昨年は万馬券だったものの残りの3年は50倍台以下の比較的平穏な決着となっており、ハンデ戦にしては比較的平穏な決着の多いレースとなっております。印馬の頭数を見た場合、9頭以上いた2014年、昨年は万馬券となっており平穏、波乱の判断は印馬の頭数で決めたいレースであります。

馬名
例年OS馬の出走が少ないこともあって、馬名に色付きの馬が全く皆無の珍しい結果となっております。2012年にはエーシン勢が2頭出しを敢行しましたが、不発に終わりました。今年も出走登録馬を見ましたがOS馬、KS馬は無し。これ以上コメントするのはやめておきます。美浦所属馬の方ですが、馬券に絡んだのは昨年のレッドファルクスのみとなっており、圧倒的に西高東低の傾向となっております。トップハンデ馬ですが上記の3頭に共通するのが6歳馬以下の馬であったこと。今年出走するスノードラゴンは9歳馬でしかも美浦所属馬ですから厳しいデータとなっております。

性別
2013年を除く残り4年で牝馬が馬券に絡んでおり、夏は牝馬の格言通りこのレースでも活躍する傾向にあるようです。特徴的なのは3歳、4歳の若い牝馬より5歳牝馬の方が馬券に絡む確率が高いこと。今年出走を予定しているアルティマブラッド、メラグラーナの2頭の5歳牝馬には注意したいところです。7歳以上の高齢馬ですが過去5年間は1頭も馬券に絡んでおりません。今年出走を予定しているスノードラゴン、ティーハーフ、ラヴァーズポイントには厳しいデータであります。軽視で良いかと思います。

人気
過去5年間で1番人気馬は3回、2番人気馬は4回と2番人気馬の信頼度の方が高い傾向のレースとなっております。ちなみに1番人気を裏切った2014年のベルカントは3歳牝馬。2ヶ月半の休み明けで実績もあった馬でしたが古馬の壁は厚かったと云えるのではないでしょうか。昨年のエイシンブルズアイですが、この年の中京競馬場は高松宮記念でもレコードタイムが出るような非常に早い馬場傾向になっておりましたので、馬券に絡んだ3頭は揃って推定前半3ハロン上位馬でありました。追込馬のエイシンブルズアイにとっては不利な馬場傾向だったと云えます。土曜日の芝のレースで馬券に絡む馬たちの脚質もチェックする必要がありますね。過去の結果からは10番人気馬までは馬券の対象として考える必要がありそうです。

指数
過去5年間で指数1位馬は3回、指数2位馬はたったの1回とイマイチの成績ですが、指数3位まで見てみますと毎年馬券に絡んでおり軸馬は指数1位から3位馬までの馬から選びたいところです。ちなみに指数1位馬で着外に沈んだ2014年のルナフォンターナですが、3連勝でこのレースに挑んできたものの勝ったレースは右廻りのレースばかり。中京競馬場でのレースで着外1回と左回りにあまり実績の無い馬でした。2015年のベステゲシェンクですが、こちらは中京コースで2勝していたコース巧者でしたが、この日の馬場状態は重馬場。重馬場未経験の同馬は昨日のキタサンブラック同様12着の惨敗を喫したのでありました。梅雨のこの時期はたとえ指数上位馬であっても馬場が悪化した場合は、重馬場巧拙には注意する必要があります。一方馬券に絡んだ指数1位馬に共通するのが推定前半3ハロン上位馬であったこと。開幕週のレースですから先行馬にとっては有利な馬場状態ですので、指数上位馬且つ推定前半3ハロン上位馬を狙っていきたいところです。

脚質
過去5年間で推定前半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが8頭に対し、推定後半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが4頭と推定前半3ハロン上位馬の占有率がダブルスコアで有利な傾向です。もっとも重馬場であったのにもかかわらず33秒台前半でハイペースとなった2015年は推定前半3ハロン上位馬が揃って討ち死にしておりますので、推定前半3ハロン1位馬の予想推定前半3ハロンのタイムには注意する必要がありそうです。今年は出走登録段階で逃げ馬が4頭も揃いましたので、私の予想はハイペース。ひょっとしたら2015年のような決着も想定しなければいけない年となりそうです。

距離・コース
せっかく考えた着度数50%以上の○印の馬でしたが、着度数 50%以下の○印の馬もかなり馬券に絡んでいて距離に関しては○印以上の馬なら抑える必要がありそうです。ここで軽視出来るのはどちらも未経験や×印の馬のみでしょうか。


ハンデ戦のレースですから未経験馬や×印の馬がかなり馬券に絡んでいると思っていましたが、近1年程度のG3以上の重賞で連対以上の成績の馬が毎年馬券に絡んでいます。今年この条件に該当するのはエイシンスパルタン、メイソンジュニア、メラグラーナ、ラヴァーズポイントの4頭。さらにJRAのデータ分析を見てみますと、5走前までに1400m戦で2、3着に入っていた馬が近4年1着になっているようであります。今年この条件に該当する馬は1頭もいません。ちなみに1着になった馬を見ますとアリンナ、シャイニングレイ、タイムトリップ、トウショウドラフタ、トーセンデュークの5頭となります。中京コースは最後の直線が長くさらに上り坂があるため1400mのレースでも好走できるスタミナも兼ね備えた馬が有利なようです。

前走
前走高松宮記念からの参戦馬が4頭と占有率は高いものの、2014年、昨年と三連複配当が万馬券となった年は前走高松宮記念からの参戦馬が1頭も馬券に絡んでいないのが特徴であります。オープンレースからの参戦馬は中4週以内のレースならば狙えそうであります。

以上の各ファクターを踏まえて軸馬を考えると、今年はハイペースが想定されるため、距離に関しては○印以上の、推定後半3ハロン上位馬の、1400mのレースでも好走できるスタミナも兼ね備えた指数1位から3位までの馬と云う結論に達しました。データを見ますと近5走1400mでの実績はありませんが、5歳牝馬で重賞実績があるメラグラーナが1歩リード。但し同馬は現在1番人気馬。夏競馬はあえて1番人気馬を軸馬にしない予想を展開していきたい所存です。

宝塚記念

宝塚記念2017

上記の出馬表は、6月25日阪神競馬場で開催される芝2200m、3歳以上オープンの定量G1レース、宝塚記念の出馬表を指数順位で並び替えたものです。今回から出馬表の距離、コース、重馬場巧拙で表示する○印を若干リニューアル。着度数50%以上の○印馬は○を赤色で表示することにしました。○印の意味は連対以上の実績はあるが、着外もある馬。これまでは成績が(2.3.0.1)の馬も(0.1.0.10)の馬も同じ○印でしたが、やはり多少区別した方が良いと考えました。 今年は出走頭数11頭に対し印馬が7頭。基準ハイブリッド指数75を超える馬が1頭にレースレベル白抜き馬が0頭と昨年に比べレベルの低いメンバー構成となりました。気になる推定前半3ハロン1位馬キタサンブラックの予想推定前半3ハロンのタイムは36.5秒。これは過去5年間で2番目に遅かった2015年のカレンミロティックの予想推定前半3ハロンのタイム36.6秒よりわずか0.1秒早いタイムとなっており、今年は逃げ馬不在、そして重馬場も重なって1000m通過が60秒を超えるスローペースは必至のレースとなりそうです。そして土曜日の阪神競馬場の馬場傾向ですが、8枠に入った馬が6レース中5レースも馬券に絡んでおり8枠は最も有利な馬場傾向となっております。

◎ ⑩キタサンブラック
週中はミッキークイーンを軸馬にしようと考えましたが、このレースで死に目となる7枠に入り、急激に私の中では信頼度が落ちてしまいました。前走のミッキークイーンの敗因をよく考えた場合、休み明けの重馬場だった阪神牝馬ステークスの反動が出たのではないか、と考える事も出来ます。その点キタサンブラックは前走のレコード決着の反動が出るどころか今回の追切指数は前走よりも上昇。この馬はやはり怪物であります。そして今回はJRAから2億円のG1レースの特別ボーナスが出ることを考えると、1番モチベーションの高いのは同馬なのではないか、と考えました。圧倒的1番人気なので配当的妙味はありませんが、3着内の馬券に絡む確率はかなり高いと見て今年も昨年同様キタサンブラックを軸馬にしたいと思います。

○ ①ミッキーロケット
今年はスローペースに加え雨で重馬場となることを考えると、推定前半3ハロン上位馬で且つ重馬場適性の高い馬を上位に採りたいところです。ミッキーロケットは推定前半3ハロン5位に加え、重馬場も2着の実績がありこの点は該当。2200mの距離でのレースは2走前の京都記念で1度走って敗れていますが、これは出遅れが敗因ですのでスタートさえ良ければ好走する可能性は高そうです。過去5年中4回も馬券に絡んでいるOS馬、休み明けも(2.0.0.0)とパーフェクトな成績と強調材料は多いと見て相手候補1番手にしたいと思います。

▲ ⑪サトノクラウン
良馬場ならバッサリと切りたかったサトノクラウンですが、重馬場となると話は別。時計の掛かる馬場状態は滅法得意としており、しかもMデムーロ騎手は前走まで騎乗していたレインボーラインを乗り捨て同馬を選択。但し阪神コースは(0.0.0.2)と稍重馬場だった昨年も6着に敗れており、ひょっとしたら坂のあるコースは苦手の可能性もあり相手候補2番手にした次第です。

注 ⑥シャケトラ
重馬場実績の無いシャケトラですが、2200mの距離、阪神コースの適性を考えると相手候補には入れておきたい1頭です。しかも今回は田辺騎手からルメール騎手へと鞍上強化。推定後半3ハロン1位馬ですからキタサンブラックを差し切るなら同馬ではないか、と思っている次第です。

抑え候補ですが全頭を馬券の対象として考えた場合、鳴尾記念からの参戦のスピリッツミノルは気になるものの指数下位の3頭はどう考えても実力不足。指数2位のシュヴァルグランも距離不足の上、前走から大きく追切指数が下がっているのが気になります。よって今回は軽視したいと思います。逆にレインボーラインは追切指数を上昇させておりアナならこの馬と思いました。私は血統論者ではありませんがステイゴールド産駒は時計の掛かる馬場状態で走る印象を受けます。よって抑え候補は以下の3頭で。

△ ⑧ミッキークイーン
△ ②ゴールドアクター
△ ⑦レインボーライン

馬券は三連複で今回2種類。まずフォーメーションで⑩-①⑪⑥-①⑪⑥⑧②⑦、流し馬券で⑩-①⑪⑥⑧②⑦で勝負したいと思います。春のG1レースもこれが最終レース。最後は的中で終わりたいものであります。





上記の結果表は阪神競馬場で開催された芝2200m、3歳以上オープンの定量G1レース、宝塚記念の過去5年間のハイブリッド指数の結果をまとめたものです。このレースの過去5年間の三連複配当ですが、2012年、2013年、昨年はスターホースたちが人気に応え30倍台以下の平穏な結果となっているものの、2014年、2015年には5万以上の大万馬券となっており、特に近3年は完全無印馬が連続して馬券に絡む非常に難解なレースとなっております。今年は大阪杯、天皇賞(春)とG1レースを連続優勝したキタサンブラックが圧倒的1番人気になるのはほぼ確実な様相。しかし2015年のゴールドシップのように圧倒的1番人気を裏切る馬もいるのもこのレースの特徴のようであります。今年は出走登録段階で11頭と少頭数となり寂しい限りですが、ここはキタサンブラックがいない前提で考えると俄然混戦の様相を呈するため、しっかりとキタサンブラックに次ぐ軸馬を決めておきたいモノであります。

枠順
過去5年間では3枠から内枠で馬券に絡んだ馬が5頭に対し、6枠から外枠で馬券に絡んだ馬が6頭と6枠から外枠に入った馬の占有率が若干高い傾向のようであります。特に近4年は8枠に入った馬が連続で馬券に絡んでおり阪神開催も最終日となりますので、外差し有利な傾向は間違い有りません。死に目となっている7枠もソロソロ来そうな気もしますので、土曜日の馬場傾向に注意したいところです。

馬名
2014年を除き残る4年でOS馬が馬券に絡んでいて成功率は高いレースであります。今年は野田氏所有のミッキークイーン、ミッキーロケットの2頭が出走登録。当然注意は必要であります。美浦所属馬の方ですが、馬券に絡んだのが昨年のマリアライト、ドゥラメンテの2頭のみで圧倒的に西高東低の様相。今年出走登録している美浦所属馬の3頭には厳しいデータであります。

性別
牝馬は2012年を除く近4年で5頭も馬券に絡み、牝馬が強い傾向のレースとなっております。今年は牝馬がミッキークイーン1頭のみですから相手候補、抑え候補には入れておきたい存在であります。一方7歳以上の高齢馬は過去5年間で1頭も馬券に絡んでおらず、高齢馬は不振傾向。今年の7歳以上の高齢馬はヒットザターゲット1頭のみですから同馬は軽視したいところです。さらに6歳馬も馬券に絡んだのが2014年のカレンミロティック1頭のみとこちらも不振傾向。今年の該当馬はクラリティシチーとゴールドアクターの2頭のみ。抑えるとしたらゴールドアクター1頭で良さそうであります。

人気
過去5年間で1番人気馬は4回、2番人気馬は3回馬券に絡んでおり上位人気馬の信頼度は高い傾向です。ちなみに1番人気を裏切った2015年のゴールドシップですが、2013年、2014年とこのレースで連続優勝し三連覇を狙って出走したものの、ゲートの中で立ち上がり何とスタートで痛恨の大出遅れ。敗因はこれに尽きると思います。稀代のムラ馬であった事を今考えると三連覇は難しいと判断するべきレースだったと思います。一方今年出走するキタサンブラックは非常にスタートの上手い馬。テンションも高くない馬ですからこの点は心配しなくて良さそうです。過去の結果を見る限り今年は全頭馬券の対象として考える必要がありそうです。

指数
過去5年間で指数1位馬は3回、指数2位馬は1回とこちらは指数上位馬の信頼度はイマイチのようであります。ちなみに指数1位馬で馬券に絡まなかった2014年のウインバリアシオンですが、この年は1000m通過が62.4秒も掛かったスローペースの年でした。内廻り芝2200mのコースでスローペースですから逃げ先行馬有利な年で同馬は差し届かず7着に敗れたのでした。2015年のラキシスもこの年は1000m通過が62.5秒も掛ったスローペースの年。奇しくもこの2頭は推定前半3ハロンが10位以下の追込馬でした。今年は出走登録馬に逃げ馬が1頭もいない状況。もしキタサンブラックが逃げる状況ではペースが上がるハズはありません。指数上位馬が仮に推定前半3ハロン10位以下の追込馬なら厳しい状況となりそうです。2200mの長距離レースでしかも今年はスローペース濃厚ですから指数はアテになりそうもありませんね。

脚質
実際の上がり3ハロンの順位が示す通り過去5年間で推定前半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが6頭に対し、推定後半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが8頭と推定後半3ハロン上位馬の方が占有率は上回っております。ところが1000m通過が60秒以上掛かった2014年、2015年の2年間を見てみますと推定後半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが3頭に対し推定後半3ハロン上位馬が馬券に絡んだのが2頭と推定前半3ハロン上位馬の方が占有率は上回ります。そのうち2015年は推定前後半3ハロンが共に5傑入りのラブリーデイが馬券に絡んでおりますので、理想はキタサンブラック以外の推定前後半3ハロンが共に5傑入りの馬となりそうです。仮にそのような馬がいない場合は推定前半3ハロン3位以上の馬に注目したいところです。ところがJRAのデータ分析によると過去5年の優勝馬は前走の4コーナーを4番手以下で通過した馬となっています。今年前走4コーナーを3番手以上で通過した馬はキタサンブラック、シュヴァルグランの天皇賞(春)連対馬2頭。もしJRAのデータ分析を信用するならば、この2頭の優勝はありません。1着となる確率の高い馬を探したいところです。

距離・コース
距離・コース共に未経験で馬券に絡んだのは昨年のスターホースであるドゥラメンテ1頭のみとなっており、阪神コースでのレース経験及び連対以上の実績は必要のようであります。今年この条件で軽視したいのがクラリティシチー、サトノクラウンが4着以下の×印、ゴールドアクターが未経験となっており美浦所属馬には厳しいデータとなっております。


JRAのデータ分析では2000~2200mのG1かG2レースでの優勝経験は必要のようであります。キタサンブラック、シュヴァルグラン以外でこの条件に該当するのが、ゴールドアクター、サトノクラウン、ミッキークイーンの3頭。ゴールドアクター、サトノクラウンに不安材料が多いのでここで有望そうなのはミッキークイーンでしょうか。さらに前年12月以降のG1レースで連対経験のあった馬をチェックしてみると、キタサンブラック、シュヴァルグラン以外に該当馬がいないのが注目すべき点であります。果たしてデータを覆せる馬はいるのでしょうか。

前走
前走天皇賞(春)からの参戦馬が毎年馬券に絡んでおり、このレースの主要なローテーションとなっております。しかし優勝馬が馬券に絡んだのが昨年のキタサンブラック1頭のみ。着外から巻き返した馬は2015年のデニムアンドルビーを除き前走1番人気に指示されていた馬でした。その他では鳴尾記念からの参戦馬が4頭馬券に絡んでおり今年唯1頭参戦するスピリッツミノルは抑えようかと考えております。

以上の各ファクターを踏まえて軸馬を考えると、キタサンブラック、シュヴァルグラン以外で馬券に絡みそうなのはミッキークイーンとなりました。果たして大丈夫でしょうか?ハイブリッド新聞の発表を待ちたいと思います。


ユニコーンS2017

上記の出馬表は、6月18日東京競馬場で開催されるダート1600m、3歳オープンの別定G3レース、ユニコーンステークスの出馬表を指数順位で並び替えたものです。今年は出走頭数16頭に対し、印馬が9頭。基準ハイブリッド指数55を超える馬が9頭にレースレベル白抜き馬が2頭と、昨年以上にレベルの高いメンバー構成となりました。気になる推定前半3ハロン1位馬アンティノウスの予想推定前半3ハロンのタイムは35.2秒。これは過去5年間で1番遅かった昨年のクインズサターンの予想推定前半3ハロンのタイム35.0秒より0.2秒も遅くなりますが、今年は逃げ馬が3頭も揃い多少ペースは速くなるのでは、と考えております。例年推定後半3ハロン上位馬が活躍するレースですので、今年も例年通り推定後半3ハロン上位馬を中心に馬券を組み立てたいところです。そして土曜日の東京ダートコースの馬場傾向ですが、1枠が4回も馬券に絡んでいるのが気になるところですが、このレースでは死に目。3枠から内枠で馬券に絡んだ馬が7頭に対し、6枠から外枠で馬券に絡んだ馬が8頭と若干ではありますが外枠有利な傾向となりました。

◎ ⑬ウォーターマーズ
週中の記事では、推定後半3ハロンが2位以上の、指数1位か2位馬を狙いたいと思っていましたが、今年は指数1位で推定後半3ハロン2位のウォーターマーズが該当しました。1600mの距離、東京コースも初となり前走から大きく人気を落とした7番人気となっていますが、このレースで毎年馬券に絡んでいる推定後半3ハロン2位馬、岡田厩舎のKS馬、そして追切指数を前走から16ポイントも上昇させたA評価と強調材料が多い馬であります。さらに前走4月20日以降のオープンレースからの参戦もJRAのデータ分析に該当。何しろ人気がありませんので馬券的妙味も十分あります。よって今年は同馬を軸馬にしたいと思います。

○ ⑮サンライズソア
今年は例年に比べ2頭出しのOS馬の多い年であります。その中でもサンライズ勢は2頭共有力な印象を受けます。サンライズソアは前走近2年このレースで馬券に絡んでいる青竜ステークスからの参戦。しかし今年の青竜ステークスは重馬場で明日は良馬場で開催される事、前走勝利が7番人気からの激走で反動が心配と不安材料も抱えた馬でもあります。それでも私の好きな岩崎翼騎手には何とか頑張って欲しいと思い相手候補1番手にした次第です。

▲ ⑧サンライズノヴァ
サンライズ勢のもう1頭のOS馬であります。前走は1番人気を裏切り4着と敗れましたが、勝ち馬ローズプリンスダムとの着差はわずか0.1秒差。前走鳳凰ステークスのウォーターマーズを評価するならば、この馬も評価しなければいけません。しかも今回は戸崎騎手に乗り替り鞍上強化。東京コースも実績ありますので相手候補2番手にしたいと思います。

注 ⑦アンティノウス
週中の記事でも書いたJRAのデータ分析では近3年は2走前までに単勝5番人気だった馬が優勝しているようであります。該当馬は4頭いましたが、結局今回出走するのはアンティノウス1頭のみ。指数はここ3走大きく上昇中で、前走500万条件戦からの参戦馬でありますがここで馬券に絡んでもおかしくはない印象であります。鞍上も重賞で1番信頼出来るルメール騎手。しかし展開は今回違うような気がして相手候補3番手にした次第です。もし同馬が1着になるならば今後はJRAのデータ分析を本気で信用しようと思っております。

抑え候補ですが、指数8位以上の馬を馬券の対象として考えた場合、軽視したいのが推定前後半3ハロンが共に6位以下のサンオークランド。距離、コース共に未経験の上前走は8番人気での激走、鞍上が弱化している事を考えると軽視しても良さそうです。リエノテソーロも軽視したいと思いましたが、今回はOS馬でもありますし来たら悔しいので抑える事にいたしました。それから指数10位馬ではありますが、推定後半3ハロン4位馬の
サヴィは気になる存在。このレースは推定後半3ハロン上位馬が強いレースですので抑える事にいたしました。よって抑え候補は以下の4頭にしたいと思います。

△ ④リエノテソーロ
△ ②ハルクンノテソーロ
△ ⑨シゲルベンガルトラ
△ ⑤サヴィ

馬券は三連複で⑬-⑮⑧⑦-⑮⑧⑦④②⑨⑤のフォーメーションで勝負したいと思います。